午後6時半より8時半まで総合資源エネルギー調査会基本問題院会の第1回会合があった。
枝野大臣が登場。定刻より開始。
委員長就任の経緯説明・・・。
大臣の趣旨説明。
原子力の安全性が損なわれた。
エネルギーシステムの脆弱性が明らかに。
昨年のエネルギー基本計画をゼロベースで再構築。委員会の意見をきいた上で、基本計画案を作成する。夏を目途に作成する。
エネルギー・環境会議では各省横断的な大きな議論がなされている。このエネルギー・環境会議との連携をする。
事故によって、原子力に対する信頼性が大きく変わっている。そうしたなかでは、現状からものごとを出発するのではなく、有るべき姿から出発する。国民の理解はとうてい得られない。本来こうあるべきであるという姿を示し、それにどう近づくのかを議論してほしい。
これまでのように意見の調整を意図しいるわけではない。
これまでの審議会とは異なり、幅広い人々を集めた。
根拠の確認。地の足についた議論。事務局が最大限の努力をする。
東京電力の経営に関する報告書がでた。これには、東京電力にとどまらなず電力会社に共通する議論が含まれている。報告書を読むようにしていただく。
国民的議論があるなかで、国民的理解をえて実施すべき。どのような議論がなされれているのか、徹底的に公開する。インターネットを使い全面公開する。ここでの議論は原子力という観点からも50、100、200年の歩む道、歩んでいけるみちを探る。日本人にとって重要な議論となる。
以上のような話で内容は至極まっとう。
これを経て、次は、エネルギー環境戦略の議論が日下部氏より説明される。
ここでの疑問。
・来年のピーク時に電力不足が生じる。
→需要シフト、節電を本格的する必要があるのでは。
・原発を無くせば燃料コストで年間3兆円以上かさむ
→前提が疑問だらけの計算を基礎にしている。しかも、原発を無くすとコストだけではなくベネフィットもあるはず。ちゃんと評価する必要があるのでは?
・白紙から見直すといってるのに、「原子力発電について、より安全性を高めて活用しながら、依存度を下げていく」とこっそりかかれているし、そのまま説明した。
→ゼロベースだったんじゃないの? 活用していく=再稼働がベースならゼロベースとはいえないのでは。
・国民各層と対話を続ける
→公開フォーラムやシンポジウムを開いて積極的に意見聴取しては。もう「やらせ」はダメだよ。
次に、委員に意見を表明してもらうということで回す。
飯田さんは、委員長に三村氏が就任したことに根本的疑問を呈す。
私も同意見。やはり、利害が絡む人が委員長に就任していることは、よろしくないだろう。国民が余計に不信感も持つだろうし、私も変な気持ちになってしまう。
私としては、一人3分ということで、時間がかかるということであったので遠慮して、ごく簡単に次の点のみ話した。
1.本当にゼロベースで議論する。
2.福島第一原発事故の現実、被害の現実から出発して考えるべき。これほどの被害をもたらす環境問題は存在しない。
3.脱原子力のコストばかりが強調されるが、それは正しくない。脱原子力にはベネフィット(便益)が大きい。原発に対する莫大な予算、電力会社の豊満な経営、事故の巨大なリスク、すべてが節約できる。だからこそ実施しなければならない。
ごく簡単に話を終えたが、他の委員は結構話していた。
メモ用紙を持ってきていたのだが、飯田さんとか枝廣さんのように配ることはしなかった。もっと話しておけば良かったと反省。
阿南氏、飯田氏、植田氏、枝廣氏、河野氏、崎田氏、高橋氏、辰巳氏、仲上氏、伴氏、八田氏、松村氏は、とてもまっとうなことを話されていたように思う。脱現発を明確に述べたのは限られていましたが、もう一度後で議事録で確認したいと思う。
他の意見の中で、あまりに???と思った意見のみ書くと次の通り。
・世界に最高の安全性をもった原発技術を提供すべき、などいまさら原発ありきの議論。
→安全神話が全く通じなかった日本が何を発信できるのかと大いに疑問。ここまで信じ切ってると逆に怖い。
・原発技術を無くして良いのか
→発電技術より、廃炉、バックエンド、事故対応などいろいろやることはある。要は、無理な再処理など、そのような技術は不要では。
・ベストミックス
→こういう多義的な用語は怪しいなあ。原発もとりあえず入れて考えようってことに聞こえる。
他にもありすぎて、メモしているのもむなしくなり、あとは議事録を読み返すことにしたい。
それにしても、どういう方向でまとまっていくのか、よくわからない。これだけ多様だとどうなるんだろう。
最後に枝野大臣の発言。
・立場で議論しないで欲しい。WeではなくIとして話して欲しい。
これももっともなお話でした。
というわけで第1回無事終了。飯田さんと京都アピールのことでお話しすることがあったのだが、テレビ取材が殺到していたので、こちらは退散。
他に、国会議員のくしぶち先生、福島みずほ先生がいらっしゃって熱心に聞かれていました。
あと、20年ぶりに同級生にあったのにはびっくり仰天。